【デッキ構築も上達】TCGで学ぶSMARTを使った目標設定の方法

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こんな方におすすめ
  • 適切な目標設定の仕方を知りたいTCGプレイヤー
  • SMARTを使った目標設定の方法について知りたいTCGプレイヤー
  • デッキ構築が上手くなりたい

当記事では、SMARTを使った目標設定の方法を、TCGを例に用いて解説していきます。

当記事を読むことで、SMARTを使った目標設定の方法が分かり、デッキ構築も上手くなるでしょう。

筆者
遊智
遊智

楽しく生活できる人を増やすために、ゲーム・TCG・ボードゲーム関連に合計2万時間以上使った経験を活かして、ゲーム・TCG・ボードゲームの知識を使った自分のレベルを上げる方法を分かりやすく発信します。
当サイトの運営もそれらの知識を活かして行っています。

SMARTとは?

SMARTとは、一般的に

  • Specific(具体的)
  • Measurable(測定可能)
  • Achievable(達成可能)
  • Relevant(関連性のある)
  • Time-bound(期限のある)

の頭文字を取った目標設定の基準です。

1981年にジョージ・T・ドラン氏の論文で用いられたのが始まりとされており、当初は『Specific(具体的)『Measurable(測定可能)』『Assignable(割当てられる)』『Realistic(現実的)』『Time-related(期限のある)』でした。

Specific(具体的)

誰が読んでも解釈が一致する具体的な目標にすることで、目標を達成するにはどのような行動が必要かを考えることができます。

誰が読んでも解釈が一致する文章を書くには、以下の記事が参考になります。

TCGでは、カード名(正式名称)やコストなどの数字が、誰が読んでも解釈が一致する要素に当たります。

Measurable(測定可能)

数値など測定可能な基準で目標を設定することで、現状と比較できるようになり、目標達成までの距離が分かるようになります。

TCGでは、勝率や大会の順位、特定のカードを引ける確率などが測定可能といえます。

Achievable(達成可能)

達成可能な目標にすることで、目標達成へのモチベーションが上がり、目標達成に必要な行動も見えてきます。

達成可能な目標を立てるには、自分が少し努力すれば達成できるレベルにまで目標をスケールダウンすることが重要です。

例えばTCG初心者がいきなり『全国大会優勝』という目標を立てたとしても、『全国大会優勝』に必要な行動が具体的には分からないため、達成可能な目標とは言い難いです。

初心者の場合、まずは『ルールと自分が使うデッキの使い方を覚える』『店舗大会優勝』などを目標にするのが良いでしょう。

しかし、すでに全国大会で準優勝やベスト4といった成績を残しているプレイヤーであれば『全国大会優勝』に必要な行動が具体的に分かるため、『全国大会優勝』は達成可能な目標といえます。

このように、自分のレベルに合った目標設定をすることができれば、着実にレベルアップしていくことができます。

Relevant(関連性のある)

自分の目的と関連性のある目標を設定することで、モチベーションを維持して行動できます。

TCGで例えると、面白いデッキを作って楽しみたいが目的であれば、強いカードを集めるよりも面白いデッキが作れそうなカードを集める方がモチベーションを維持できるといった感じです。

Time-bound(期限のある)

いつまでに目標を達成するのかを決めることで、いつまでにどのくらい達成していれば良いのかを考えることができるようになり、目標を達成しやすくなります。

期限を決める際は、本来の期限よりも少し早めに期限を設定することで余裕をもって目標を達成しやすくなり、本来の期限に間に合わないというリスクも減らすことができます。

TCGでは、制限改定や大会開催日、決着がつくまでのターン数などがあたります。

SMARTを使った目標設定の方法

目的を決める

まずは、目的を決めます。

目的を決めることで、目的達成に必要なこと、つまり目標が見えてきます。

例えばTCGにおいて『強いプレイヤーになる』を目的とした場合、『勝てるデッキの構築』『プレイングの上達』が基本的な目標となります。

SMARTを使って目標設定をする

目的を決めたら、SMARTを使って目標設定をしていきます。

以下は『勝てるデッキの構築』をSMARTを使って目標設定した場合の例です。

SMART勝てるデッキの構築
Specific(具体的)デッキの構築をする
Measurable(測定可能)確率70%で
Achievable(達成可能)スタンダードレギュレーションで使える
Relevant(関連性のある)ゲームに勝つ
Time-bound(期限のある)Tier1デッキよりも早く
SMARTを使って設定した目標スタンダードレギュレーションで使える確率70%でTier1デッキよりも早くゲームに勝つデッキの構築をする

このように、SMARTを使って目標設定をすることで、どのようなデッキを構築すれば目的達成に近づくのかが具体的に分かるようになります。

まとめ

SMARTを使って目標設定をすることで、自分に合った目標が立てやすくなります。

自分に合った目標を立てられるようになることで、行動に移しやすくなり、順調にレベルアップしていくことができるでしょう。